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■ ウコン について |
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学名 : Curcuma longa L |
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英名 : ターメリック (Tumeric) |
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和名 : 秋ウコン |
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科名 : ショウガ科 |
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■ 日本で最も人気のあるハーブの1つ |
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ウコンはショウガ科に属する多年草で、高温多湿を好み、南アジアを中心に、アジア、アフリカ、中南米にかけて広く分布しています。ウコンの種類は、世界中で約50種類あり、代表的な種類として、春ウコン(キョウォウ)、秋ウコン(ウコン)、紫ウコン(ガジユツ)があります。
春ウコン(キョウオウ:Curcuma aromatica Salisb)
春にピンクの花を咲かせます。苦みが多少あり、主に薬や健康食品に用いられます。肝臓や胃腸、生活習慣病に有効だと言われています。
秋ウコン(ウコン:Curcuma longa L.)
秋に白い花を咲かせ、広く一般的にウコン、ターメリックと呼ばれています。苦味が少なく、スパイスにも使用されています。ポリフェノールの一種クルクミンが豊富に含まれ、胆汁の分泌を促進し肝臓の働きを助けます。肝臓や胃腸、関節炎、腰痛、リウマチ、アレルギー疾患、痔、生活習慣病に有効とされています。
紫ウコン(ガジュツ:Curcuma zedoaria Roscoe)
紫の花を咲かせ、根茎をカットすると薄紫色をしているのが特徴です。最も苦みが強く、主に薬用に用いられます。クルクミンはほとんど含まれていません。主に下痢や消化不良、胃もたれ、胃潰瘍に有効だと言われています。
ウコンに含まれる主な成分
クルクミン... |
肝機能増強、胆汁の分泌促進、利尿促進作用
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αクルクメン... |
抗がん作用 コレステロール溶解作用
動脈硬化予防
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クルクモール... |
抗ガン作用
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ターメロン... |
胆汁分泌促進
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シネオール... |
利胆作用、健胃作用、殺菌・防腐作用、
抗炎症作用
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アズレン... |
抗炎症、抗潰瘍作用
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βエレメン... |
腫瘍の増殖抑制作用
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